多動症 いつから

多動症はいつからわかるの?乳幼児期の特徴と治療法とは?

多動症はいつから?

 

幼稚園や保育園で他の子供たちを目にするようになり、自分の子供が友達と馴染めずにいてたり、ちょっと違うかも?と感じた場合、みなさんはどうしますか?

 

それが子供の性格なんだと思うか、そんな時期だからみんな大変だろうと思うか、育て方がいけなかったのかと自分を責めてしまう方もいるかもしれません。

 

親やママ友に相談してみても、育てにくさはみんな同じか・・と納得してしまいそうになりますが、実際は多動症などの発達障害、ADHDである可能性もあります。

 

いつから症状がでているのか?というと、実は赤ちゃんの頃から疑いのあるしぐさをしていたりしますが、なかなか気付きにくいものです。

 

多動症は集団生活をする幼稚園に通いだす時期から、お母さんや先生が気付く場合が多いのです。

 

 

多動症はいつからわかる?

 

多動症の症状が目立ちだす3歳頃に診察を受ける子供は多いですが、多動症であると診断されるのは小学校入学あたりの6〜7歳が多いと言われます。

 

やはり、集中しない、落ち着かないなどは、低年齢の幼児には当たり前のことでもありますし、多動症との判断は難しくなります。

 

また、他の自閉症など他の発達障害との区別、併発の見極めは時間をかけて問診や検査を繰り返さなければならないため、3歳で受診してすぐに「多動症です」と診断されることはあまりないと言えます。

 

順番を待てない、椅子に座っていられないなど、集団生活の中で目立ちだす多動の症状ですが、「いつからわかる?」となると1歳前後の赤ちゃんの時期でも多動症とみられる行動はあります。

 

  • 抱っこなどのスキンシップを嫌がる

 

  • ミルクなどをあげる際に視線が合わない

 

  • 指差しをしない

 

  • 人の手を使って物を取ろうとするクレーン現象がある

 

これらの特徴は多動症の乳児に多くみられますが、本来赤ちゃんは色々なことに興味があり、落ち着きなく動き回るものですので、あまり気にしない方がほとんどなのかもしれません。

 

 

 

ADHD・3つのタイプ

 

先ほどから「多動症」と書いていますが「不注意」「多動性」「衝動性」の英語の頭文字をとってADHDと呼ばれ、この3つがADHDの症状となります。

 

不注意

 

片付けなど、整理整頓ができない

 

  • ケガが多い
  • 忘れっぽい

 

  • 気が散りやすい

 

  • やりかけの事を放置する

 

多動性

 

  • じっと座っていられない

 

  • いつもそわそわとしていて体が常に動いている

 

  • 静かにすべき場所で大声でおしゃべりを続けてしまう

 

衝動性

 

  • かんしゃくを起こしやすく、乱暴

 

  • 順番が待てない

 

  • 流れをさえぎって思いついたことを話す

 

1つのタイプの症状だけがでている場合もありますが、「多動性」+「衝動性」などの混合タイプが多いようです。

 

ちなみに、多動の症状が見られない場合、ADHDではなくADD(注意欠陥障害)と呼ばれます。

 

 

幼児期の治療法

 

ADHDであると診断されれば、症状を緩和させる薬が処方されたりもしますが、幼児期の場合ほとんどはグレーゾーンだと思います。

 

問診がほとんどなので、お子さんの普段の様子や困った場面などの日記をつけていると役に立ちます。

 

ADHDは根本的に治すことができないので、生活のしにくさを乗り越えるための教育、心のケアが治療の基本となります。

 

発達障害の子供がそれぞれに合った教育や治療を行う地域療育センターも存在します。

 

お住まいの地域で検索すればいくつか出てくると思うので、そこで日々の生活の仕方、人との接し方などを少しづつ学べます。

 

いつからハッキリと診断が出るのかと言えばかなり個人差があり、3歳でADHDですと言われた子もいれば、小学生になって言われる子もいます。

 

たとえ今「ADHDの疑い」とグレーゾーンにいたとしても、問診をうけたり、療育センターに通うなどしながら適切な環境にしてあげる事で、お母さんや家族、お子さん本人のストレス軽減にはなるはずです。

 

 

また、お母さんが悩みすぎない事も、お子さんの症状改善に繋がる可能性もあります。

 

まったく悩まないというのは難しいかと思いますが、ADHDの子供はその行動から頻繁に叱られがちで、傷付きやすくなる傾向にあると言われています。

 

「障害」ととらえるよりも「個性」ととらえる事で心の荷を軽くしてみてはどうでしょうか?

 

歴史上の偉人でいえば、坂本龍馬やモーツァルト、アインシュタイン、最近では織田信長もADHDだったのでは?といわれています。

 

その他、芸能界やスポーツ界、ハリウッドスターでも自身がADHDであることを公表している方がたくさんいます。

 

興味のある1つの事に異常に集中したり、好奇心が旺盛であれこれと考えて常に行動できる、そんな個性があってこそ彼らは成功を収めたのかもしれませんね。